YATO

500年のCOMMONを考える

ABOUT

YATOについて

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YATOとは?

“YATO” = 谷戸は、丘陵地が侵食されて形成された谷状の地形、そしてその土地に根ざす農業や生態系を指すことばです。このプロジェクトは東京都町田市の谷戸・忠生(ただお)地域を拠点に、長い時間をかけて形成されてきた土地の歴史や性質を知り体感する活動を重ねながら、今後500年間続く文化催事の構造を設計していこうとする試みです。

※2017〜2021年度は「東京アートポイント計画」の一環として実施しました。

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社会福祉法人東香会とは

東京都町田市忠生に本部を置く社会福祉法人団体です。「すべて子ども中心」という理念をもとに保育所事業を多く展開するとともに、子どもを含めた地域のコミュニティが互いの関係の中で響き合い、創造性を共有し合える場作りを目指し活動しています。

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代表より

YATOプロジェクトの舞台となっている町田市忠生の簗田寺周辺では、歴史の中でおおよそ500年ごとに変化がありました。またここでは、宗派を変えながらも永続してきたお堂や縄文人の暮らしの跡が見つかるなど、太古から続く人々の営みを感じられる場所です。500年後ももしかすると、私たちの想像を超えるような変化があるかもしれません。今はちょうどその間の渓谷にいるような気分です。
500年後、おそらく私はこの世にはいないと思いますが、これから先の500年に向かって、この忠生地域に関係する人と人とのつながりのあり方=「common」を模索してゆきたい。そして、その過程を記録して世代の伝承を繰り返しながら、この地域独特の「common」を育んでいけたら面白いと思いプロジェクトを立ち上げました。

社会福祉法人東香会 理事長 齋藤紘良

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