YATO

500年のCOMMONを考える

EVENT

YATOの縁日2019

ある山のお寺で、夏の縁日が開かれます。
夜には、こどもたちと一緒につくってきた山の昔話が
散りばめられた影絵もあります。
どなた様も、どうぞお越しください。

日時

2019年9月23日(月・祝)15:00〜20:00

場所

簗田寺(東京都町田市忠生2丁目5-33)「山崎小学校前」バス停下車徒歩5分
※駐車場はご利用いただけません。公共交通機関をご利用ください。

料金

無料(縁日の屋台は有料)

お問い合わせ

YATOプロジェクト事務局

主催

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、社会福祉法人東香会

スケジュール:

15:00〜 スティールパン演奏  出演 町田良夫

 

16:00〜20:00 縁日
フード(eetee食堂)/焼き菓子(WOLD PASTRIES)/ドリンク(とらとみかん)/ネパール餃子(ミカの会)/竹細工ワークショップ/あそび屋台 etc.

 

18:00〜19:00  影絵芝居「YATOの龍王」
出演 川村亘平斎/やとっ子同盟  音楽 幸町バグパイプクラブ

 

 

出演者プロフィール:

川村亘平斎 影絵師・音楽家
https://www.kawamurakoheysai.com
1980年、東京生まれ。インドネシア共和国・バリ島にのべ2年間滞在し、影絵人形芝居【ワヤン・クリット】と伝統打楽器【ガムラン】を学ぶ。アジアを中心に多くの国々で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。また、日本各地で土地の人たちとの交流やワークショップを通じて、土地に残る民話や伝承を影絵作品として再生させる活動も高く評価されている。平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞(2016)。

 

 

やとっ子同盟
忠生・町田周辺在住の小学生チーム。川村氏の指導の元、6月から制作や演技に取り組んできた影絵物語を、YATOの縁日でいよいよお披露目します。

 

※やとっ子同盟とは、アーティストや年長者によるワークショップにこどもたちが参加し、忠生の歴史や文化に出会い、新しい遊びの開発や学びの場をこどもと大人が共に取り組む仕組みです。
活動の様子はFacebookページでご覧いただけます。

 

幸町バグパイプクラブ
2018年初夏に結成。人々が混ざり合う場を、バグパイプと太鼓と餅つきを通して膨らませるクラブです。

 

町田良夫
スティールパン奏者、音楽家。多摩美術大学在学中、現代美術/音楽/映像を総合的に学ぶ。90年代、アジア、アフリカで国際協力の仕事に従事。これまで16の国々で演奏/ワークショップを行う。Van Cleef & Arpels展覧会音楽なども手がける。スティールパン、ガムランなど金属倍音を生かした瞑想的な演奏スタイルを確立する。
https://yoshiomachida.com

 

※本プロジェクトは「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。
※プログラムは変更になる可能性があります。

REPORT

去る9月23日の祝日、町田の簗田寺で、「YATOの縁日」が行われました。

 

 

会場となる簗田寺では、お昼間には施餓鬼の法要が行われていました。

 

 

 

夕方の縁日に先駆けて、檀家さんたちの前で影絵のデモンストレーション。

 

 

 

スタッフ手製ののぼり旗と、YATOのロゴを切り抜いた切り絵で会場を飾ります。

 

 

 

 

 

 

この日集ったのは親子300名ほど。お寺の駐車場を開放し、飲み物やお菓子、ネパール餃子、地物の野菜などのお店が並び、思い思いに買い物を楽しんだり、美味しいごはんを頬張ったりしていました。

 

 

 

お寺の門前では、町田良夫さんによるスティールパンの演奏。演奏の後には、こどもたちも自由に叩かせてもらっていました。こんな楽器に普段触れる機会、なかなか無いのではないでしょうか?

不思議な音色に興味津々のこどもたち。

 

 

 

 

竹細工のワークショップでは、竹で作るマイお箸と竹ぽっくりを制作。1人、2人、と参加するこどもが増えていき、どんどんその輪が広がります。

自分の手元とにらめっこして、竹を慎重に削っていく子、昔懐かしい竹ぽっくりを作ってもらい、さっそく歩き回る子も。

 

 

日も暮れはじめた頃、この日のハイライト、影絵がまもなく始まります。

 

 

 

この日は風が強かったため、急遽会場をお寺の中に移して影絵を上演しました。

いつもとは違う真っ暗な舞台に浮かび上がる幻想的な模様を目にして、こどもたちの目は輝いていました。

 

 

 

この日の演目は、簗田寺とその周辺の忠生(ただお)に伝わる、「龍王ケ池」の伝説がモチーフ。ここに出没する大蛇が雨を降らし続け、その雨を止めるために、天狗や村人たちが力を合わせて大蛇退治に向かうという物語。地元の小学生たちによる「やとっ子同盟」のこどもたちが、村人役と忍者役として大活躍。

 

 

幸町バグパイプクラブによる音楽で物語が進行する中、やとっ子たちがいよいよ登場。

彼らが扮するキャラクター(忍者)たちの名前が順番に紹介されると、川村 亘平斎(かわむら こうへいさい)さんとこどもたちの楽しい掛け合いに会場は大笑いの渦に包まれます。

 

 

 

大蛇とみんなが作った忍者が勇敢に戦うシーンは、生演奏もあいまって大迫力!

光と陰、人の声というシンプルな要素が組み合わさることで、伝説がこんなにも厚みを増し、面白い物語に膨らむとは。会場に集ったこどもも大人も、世代を超えてその魅力に惹き込まれた1時間でした。

 

 

こどもたちが操った忍者と大蛇の影絵人形は、彼ら自身が川村 亘平斎さんと一緒に、6月から数回行われたワークショップで手作りしました。
やとっ子の影絵修行の日々はfacebookで見ることができます。みんな頑張りました!

https://www.facebook.com/yato500/

 

 

終演後には、出演した子もそうでない子もこぞって影絵を映してみるという、おなじみの風景。

外はすっかり暗くなり、影絵や縁日の余韻を胸に、それぞれ帰途につく姿がありました。

 

やとっ子同盟では、今後も映像のワークショップなどを実施予定です。参加してみたい方・情報が欲しい方は、お問い合わせページよりご連絡ください!

 

写真:白井裕介

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