YATO

500年のCOMMONを考える

EVENT

やとっ子同盟ワークショップ「いきかよふ YATO香」

どんないろ かたちにでも
へんしんできる すきとおる におい
くんくん すんすん かいでみよう


 

きょうは、どんなにおいと出会いましたか?
同じにおいをかいでも、感じることはみんなちがいます。
うれしいにもさみしいにも
赤色にも青色にも
ふわふわにもとげとげにもなれちゃう。
みんなの正解はなくて、じぶんのなかに浮かんできたものが正解です!
それぞれの鼻でくんくんしてみてください。

 

谷戸には、においがいっぱい。
山野草のげんきなにおいも
おもちの湯気のおなかが柔らかくなるにおいも
みんなが連れてくる朝ごはんのにおいも
ぜんぶまざりあって谷戸のにおいになります。

 

そんな谷戸のにおいを取り出して作った香水とお香をおうちにお送りし、
においを連想する遊びやにおい探しゲームを行います。

 

お香は、龍王ヶ池の物語を思い描きながら作ったものです。
暴れる龍には、いいにおいを届けて休んでもらいましょう。
お香に火を灯したら、煙のふしぎな動きも観察してみてくださいね。

 

※やとっ子同盟とは、アーティストや年長者によるワークショップにこどもたちが参加し、忠生の歴史や文化に出会い、新しい遊びの開発や学びの場をこどもと大人が共に取り組む仕組みです。
活動の様子はFacebookページでご覧いただけます。
やとっ子同盟に参加してみたい、興味があるという方は、詳しくはこちらをご覧ください。
タイトル

やとっ子同盟ワークショップ「いきかよふ YATO香」

日時

2021年2月20日(土) 14:00~15:00

対象

小学生

※マッチやライターなどお香に火をつけるものをご準備ください。火気使用の際は、必ず保護者の方と一緒にご使用ください。
定員

10名

参加料

無料

※通信料はご負担をお願いします。
実施方法

オンライン会議ツール「Zoom」を使用して行います。

申込方法

申込フォームに必要事項を入力の上、送信してください。

※お預かりした個人情報は、事務局にて厳重に管理し、本事業の運営およびご案内のみに使用いたします。
申込期間

2021年2月12日(金)~16日(火) 17:00

お問い合わせ

YATOプロジェクト事務局

主催

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、社会福祉法人東香会

 

講師

岡田愛里

 

profile

ボタニカルスキンケアブランドで働く傍ら、調香や御香など香りについて幅広く学ぶ。
現在は保育園等で、こども向けや職員向けの香りのワークショップを実施している。

 

message

私とYATOの出会いは、簗田寺の甘酒をつくる機会をもらったことです。
くるくるかき混ぜていると、いつのまにか甘いにおいがしてきます。
それは、目には見えないけれど、生きている微生物のおかげ。
微生物の気持ちになり声を聞いて、甘酒をつくるようになったらおいしく出来上がるようになったのです。
小さな頃もこんなふうに生きものと言葉をつかわずに遊んでいた時間がありました。
目には見えないけど確かにあるものや、ちいさな生き物から教わったことがたくさんあります。
そんな経験が、香りと発酵を学びはじめるきっかけとなっています。
YATOでのお香の活動も、木や植物、生きものたちに谷戸のことをきいてみよう!においを通して教わってみよう!と思ってはじめました。

 

タイトル「いきかよふ YATO香」について

すーっとすって
ふぅーとはく
呼吸をあらわした昔のことば。

 
においがある時は、呼吸をしている時。
YATOの500年、さまざまな生き物の呼吸が重なり、においの歴史になってゆくことを想像しました。
また、人や生き物が集まるあたたかい場所であり続けられるようにという願いもこめて名前をつけました。

 

※本プロジェクトは「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。
※プログラムの内容は変更になる可能性があります。

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